大型コインランドリー

大型コインランドリー

 取材日:2018.04.23


機械のメンテナンスが好きで、様々な工夫を実践し、リピーターを増やし続けている
オーナー 平良様



利益の面で考えるとコインランドリーを選んだのは正解でした

「7年ほど前、自分が経営しているコンビニエンスストアが移転することになり、空いた土地で何かできないかと考えていました。」
そう語る平良さんは現在もコンビニエンスストア経営を継続されています。平良さんにそれぞれの経営実態についてお聞きしました。
「コンビニは人員を確保することがやはり大変。人員だけでなく、商品の不良・廃棄、棚卸など色々な手間がかかる。売り上げはコンビニが大きいけれど、人を扱う大変さと利益"率"の面を考えたら、コインランドリーの経営は楽。」
深夜のバイトが急に来なかった時は自分が入ったりすることもあり、実際にご苦労された経験もあるそうです。












細部まで徹底した店舗メンテナンスへのこだわり


それでは平良さんのお店についてですが、運営で心がけていることはなんですか?
「多くのお客様に利用してもらうためには、とにかく清潔であることが必要です。リピーターのお客様には「このお店、きれいだから利用してます」って声をかけていただくこともあるんですよ。」
確かに。お店に入った瞬間、洗濯のとってもいい香りが広がります。
「機械のカビが発生しやすいところはコンプレッサーを使ってエアーで水を飛ばして乾かします。エアコンのフィルタも毎週私がきれいにしています。ためずに毎日やるとすぐにきれいになりますから。」

取材中にもお掃除シーンを見せていただくことができました。
慣れた手つきでパッキンの内側の細かいところにエアーをかける平良さん。このこまめな対応が店内にふんわりと香るあの香りにつながっているんですね。

その他にも日用大工や機械をいじることが大好きな平良さんは
「ドラムに金属がひっかかったりしてちょっとした傷ができるなどのメンテナンスは自分で直しちゃいます。そういう試行錯誤が楽しいですよ。」
と取材の中でも数々のオーナー考案のメンテンナンスグッズをご紹介いただきました。




エリア特性に合わせて出店計画を検討

そんな平良さんの店舗の実績は好調に推移。
「毎年毎年、前年よりも売り上げが上がっています。顔なじみの人も増えていますし、今でも少しずつお店が認知されてきているんじゃないかな。」
取材中にも慣れた様子で機械を回すお客様が次々に来店。日々のメンテナンスの徹底ぶりが利用者の使い心地の良さに直結している印象を受けます。
「このあたりにはまだまだ集合住宅の建設予定があり、ユーザー拡大が期待できます。今後の売り上げも楽しみです。」

今後、まだ出店を考えていらっしゃるんですか?
「コインランドリー経営は手間がかからないので、本当に面白い。今後もお店を増やしたい気持ちは常にありますけど、物件が大事ですから。この辺りには良さそうな物件がないですね。自分の行動範囲でそれなりの物件があったらもっとやってみたいと思っています。」
と出店には前向きな様子。

管理も含め、経営を楽しんでいらっしゃる様子がとても印象深いオーナー様でした。