オブリステーション水巻店
取材日:2019.11.14

キャッシュレスランドリー&洋服のお直しサービスで他店にはないサービスを
國際油化株式会社 原田参事
ガソリンスタンド併設型のコインランドリーは、当社との出店以前から始められている國際油化様。今回の出店に至った経緯や店作りのこだわりを、原田参事と水巻店金子マネージャーにお聞きしました。

スマートランドリーでの出店に至るまで
オブリステーション水巻店のガソリンスタンドを改装するタイミングで、自動販売機とテーブルがあるだけの休憩スペースだった建物を何かに活用できないかと考えたのがコインランドリー開業のきっかけだったそうです。
原田参事「そもそも空きスペースだった場所を活用するので、まったくの赤字になることはないだろうと思い事業提案をしました。」
ダイワ「空きスペースの活用に、コインランドリー以外のビジネスを組み合わせることは考えませんでしたか?」
原田参事「ピットを増やすことやカーケアサービスも考えましたが、費用対効果を考えるとコストの高さは大きいです。」
コインランドリー事業の提案を進めるにあたって、原田参事と金子マネージャーは北海道から鹿児島まで100店舗を超える数の店舗を見て、2000枚以上の写真を撮って回ったそうです。

原田参事「当時はコインランドリーの知識がゼロだったので。」
ダイワ「全国を見た中で、興味深かったコインランドリーはどのような店でしたか?」
原田参事「北海道で見たスマホで操作するコインランドリーでした。スマートランドリーを目の当たりにして、今後はこういう店がどんどんできていくんだろうと思いました。こういうコインランドリーを作ってみたいと思いました。ダイワコーポレーションでの出店に至ったのは実績の多さと、そのノウハウを元にした提案がポイントでした。」

一石三鳥の併設サービスを目指す
現在の店舗運営では併設している洋服お直しのスタッフがコインランドリーの店内清掃を担当しています。
コインランドリーと洋服のお直しサービスを併設しているケースは、当社としても珍しいケースです。
「スタンドのスタッフは整備士なので、できる限り本業のスタンド業務に注力してもらいたいんです。そのためには掃除を含めてお願いできるようなサービスをと思い、併設するサービスを検討しました。
コインランドリーのために人を雇えば人件費がかかるので、小さなスペースでも相互送客と+αの効果が見込めるお直しサービスを選びました。一石三鳥の効果をイメージしています。」

コインランドリービジネス=地域貢献
ビジネスの提案の際にもポイントとなるコインランドリーの市場性についてのお考えもお聞きしました。
ダイワ「コインランドリー市場の今後をどのようにお考えですか?」
原田参事「まだまだだと思っています。食わず嫌いというか、使ってみればこんなに良いんだって発見する人が多いと思う。毛布も驚くくらいふわふわになる仕上がりを知ってもらいたい。」
改修期間中はガソリンスタンドを約半年間も閉めていたそうです。スタンドのリニューアルオープンの告知と併せて、コインランドリーを多くの人に知ってもらうための施策も実施していくそうです。
原田参事「コインランドリービジネスは地域貢献だと思っています。利益がどうという以前に便利に使ってもらえればいいと思うのが一番。家で洗えないものをここに持って来てガソリンスタンドの中でサービス提供ができたらお客さんにとってもいいのかなと思っています。
ここにコインランドリーができたことで”ありがとう”って言われるんです。冥利に尽きます。」
市場の将来性を感じ、今後の出店も前向きな國際油化様。併設サービスなどの新しい取り組みにも積極的な原田参事が、今後どのようなビジネス展開をされるのか、注目していきたいと思います。


