K-wash自由が丘店・K★wash宮前平店
取材日:2020.10.14

不動産業のノウハウを活かしたコインランドリービジネスとは
有限会社栗山不動産企画 代表取締役 栗山様

「父がコインランドリー併設のお風呂屋をやっていて、自宅にマンションを建てる際に1坪のコインランドリーを作り、そのマンションを相続しました。」
今回取材をさせていただいた栗山不動産企画の入っているビルの1階には、栗山社長が3年前に開業したランドリーとその横に1坪のコインランドリーがあります。1坪のスペースにもかかわらず、過去には15万円/月も売り上げていたそうです。
「父は複数のコインランドリーをやっていたので、ランドリービジネスの良さを知っていたのだと思います。3年ほど前に事業を見直した際に、私もコインランドリービジネスに興味を持ち、それから事業を研究して自分でも店をやることにしました。」
自由が丘店を含め、栗山社長はこの3年の間に5店舗を開業されています。10月には最新店舗の亀有店をオープンしています。

政治家としてもご活躍されている栗山社長。過去には飲食店も経営されたことがあるそうです。様々なビジネス視点をお持ちの栗山社長にとって、現状のコインランドリービジネスのウエイトをお聞きしました。
「今はコインランドリー経営のウエイトは70%。売上げとかも含めて。ウエイトは70%だけど、手間としては全然かからない。飲食店は人の管理が大変。コインランドリーは人の手配もないし、パートさんの労務管理もLINEを取り入れたら楽にできています。」

「ダイワさんは売上予測の信頼性が高いと思う。自分は不動産業をやっているので物件の情報は早く知れるし、コインランドリー向きの条件もわかります。月に多い時には10~15件くらいの候補物件をあげてダイワさんに見てもらっていました。」
栗山社長が考えるコインランドリー向けの物件とは?とお聞きすると、
「私がこの数年間で出店した店舗はどれもコンビニの近くで、周りに集合住宅がある。たまたまではなくて、そういう物件がコインランドリーに向いているんだと思います。」とお答えいただきました。
新しく店舗をオープンしても「値引きキャンペーンは絶対にしない」というこだわりを持っているそうです。広告を出したり、チラシの配布方法を工夫したり、インターネットを効果的に活用するなどして、しっかり告知を徹底することで確実に利用者が増えているようです。広告効果が発揮される工夫を凝らした施策を次々に取り入れられていました。
今後の出店についてお聞きしました。
「ドミナント戦略で出していきたいと思うが、都合よく物件は見つからない。良い物件があれば、拘らず出店していきたいと思う。エリアと売上予測をよく検証し、展開していきたいと思っています。」
今後もまだまだコインランドリー事業だけでなく活動の幅を広げていくビジョンをお持ちの栗山社長。コインランドリー事業のサポートだけでなく、その他の活動も応援しています!!




【取材店舗】
K-wash 自由が丘店
東京都目黒区自由が丘2-6-19
オークヒル1F
K★wash宮前平店
川崎市宮前区宮前平3-11-22
【取材企業】
有限会社 栗山不動産企画